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2006-06-01 Thu 13:31
順番に見ると歴史順だよ♪
・タレス 初めての哲学者といわれた男の話 ・ピタゴラス ピタゴラスの定理(三平方の定理)を発見した人 数学をつくった人ですな ・ヘラクレイトス 「すべては変化し続ける。永遠に不変の存在なんてありはしない。」 と言った哲学者 ・パルメニデス 理性によって物事をかんがえづけた哲学者。だけどちょっと地味w ・エンペドクレス ヘラクレイトスとパルメニデスの考えを統合、発展させた男 ・デモクリトス 今から2500年も前に今とかわらない原子論をうちたてた男 |
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2006-05-19 Fri 22:50
さてさて最後になった紀元前自然哲学者のコーナー
最後はいよいよデモクリトスであります!! 前回のエンペドクレス(コチラをクリック)は土、水、火、風(空気)の四元素説をつくりだした。 そしてデモクリトスにして遂に「原子論」を完成させる (師匠レウキッポスの考えも含む) 「原子(アトム)」とは?「決して変化せず、消滅しない存在」まで小さくなった粒子の事を言う。 そして「形・大きさ・配列・姿勢の違うこれら無数の原子の結合や分離が万物の性質や生滅の減少を生んでいる」 と考えた。 ここまではかなりエンペドクレスと近い事がわかるだろう。 だがエンペドクレスのいうように元素は土、水、火、風といったような事はしなかった。 原子は原子であり、形・大きさ・配列・姿勢は違うが種類があるわけでは無いと思っていたようだ。 デモクリトスの考えを簡単に理解する為に『ソフィーの世界』説明をモロぱくると 原子を「レゴ」と思ってほしい。 「レゴ」ってあれね、子供のおもちゃのやつ。あのブロックがいっぱいある…。 遊んだ事がある人はわかると思うが、「レゴ」には様々な形のブロックがあり、それぞれに付いてる凹凸を組み合わせる事で沢山のブロックが飛行機の形になったり、馬の形になるオモチャだ。 これがデモクリトスの言う「原子論」なのだ。 これ以上でもこれ以下でもない。 そしてデモクリトスはもう一歩踏み込んだ考えを導き出した。 アトムが存在し運動する場所として、 「空虚(ケノン)」の実在を唱えたことである。 まぁ簡単に言えば。サッカーするのにはグラウンドが必要だし、テニスするにはテニスコートが必要だし、水泳するにはプールとか海が必要って事である。 上記の事と同じように原子が運動するための場所として、「空虚な場所(空間)」が必要だと考えたのだ。 この考えの何がすごいか? それは今までの哲学が、「虚無」の存在を認めていなかったからに他ならない。 だがデモクリトスは 「『無い』ということも、『ある』と同様に存在である」 と言った。なんかかっちょえ〜 でもわかりにく〜 例えば料理つくってる時に「塩がない!!」ってなるとするでしょ? たしかに塩は「無い」わけだけど貴方はその「無い」と言う状況を認識してるし、実際言葉で表現も出来る。 それはつまり「無い」と言う存在を貴方が無意識下で認めてるって事ではないかい? って事です。 こうしてデモクリトスは万物の様々な現象を 「虚無の空間の中で 形・大きさ・配列・姿勢の違う これら無数の原子の結合や分離が 万物の性質や生滅の減少を生んでいる」 と考えたわけだ。 これはもうほとんど近代科学に近い考えである。 いやぁすごいね人間の想像力ってのは こうして長くかかっちゃった紀元前哲学者のコーナーもいったんは幕を閉じる。 実際実験器具が一切無かった時の話なので、これ以上考えようにもどうにも出来なかったのだろう。 デモクリトスについての詳しいお話は続きを読むをクリック♪(携帯の人はそのまま突入!) |
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2006-05-17 Wed 09:32
ずいぶん時間があいてしまったがエンパドクレスについて書こうと思う!
前回の記事(はコチラ) でパルメニデスはヘラクレイトスの「存在は変化する」を否定した。 これによって ヘラクレイトスは感覚によって「存在は変化する」と説き パルメニデスは理性によって「存在は変化しない」と説いた つまり相対的な二論が出来上がってしまったのである。 が彼らの哲学を統合し、新たな哲学を打ち立てた人物こそ今日の主役! エンペドクレスである。 彼は 『理性』によって、どんなに小さく切り刻んでもその存在が無くなったわけでは無い事を認めた上で、目に見えないぐらい小さく小さくなってしまったその存在がもっともっと小さくなって行き着く最小単位があるのでは?っと『感覚』によって考えた。 そしてその最小単位が結合したり、分離したりして、多種多様なものに見えるのでは無いか??という事を考えた。 これならばパルメニデスもヘラクレイトスも両方ただしいと言えるのではないか?? さてこれどこかで聞いた事ないですかい?? そうそう原子の存在です 実際には現代科学に近い原子論をつくるのは次回のデモクリトスがするのだが、確実にその原型をつくったのはエンペドクレスだろう。 さてさて今から役2500年前にこんな事にきづいた古代の自然哲学者エンペドクレス。 では何を元素だと思ったのか?? 「万物は地・水・火・風の4つの元素からなり、 その元素は愛や憎しみによって結合・分離する」 え〜ここまできてゲームっぽい…汗 ちょっとRPGの魔法っぽいし…(´Д`) まぁ顕微鏡とか設備も何も無い時代の話なんだから仕方ないんだろうけど ここで更におもしろいのが「どうやってこの四つの元素が結合し、分離するのか?」 なんだと思う?? 答えは↓ ↓ エンペドクレスが考えた結合と分離の要因とは? 結合は愛であり、分離は憎しみである。 うわぁ〜なんかロマンチストなんだかなげやりなんだか… ともかくもエンペドクレスは 「地・水・火・風の四つの元素が 愛によって結合し 憎しみにより分離する事で この世界は多種多様に見える」 と考えたわけである。 んで次回はついにデモクリトス長かった紀元前自然哲学者のお話もいよいよ次回でおしまい★ 今日はエンペドクレスの人となりも書きます(記事は↓携帯で見てる人はそのまま突入) |
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2006-05-02 Tue 22:21
一週間ぐらいかな?
おやすみしてましたごめんなさいm(_ _)m 以前の記事はコチラから さてさて今日はパルメニデス。 ヘラクレイトスによって「万物は流れさる」という偉大な発見があったのとほぼ同時期。 逆の説を唱えた哲学者が誕生した。 彼はヘラクレイトスを含めた今までの哲学者達の意見を否定した! しかし否定と言っても色々ある。 彼らが今まで考えたさまざまな「万物」についての考え方。 それは火であったり、水であったり… それを全て否定するために自分も同じように何かの物質を「万物」の元として提示したのでは今までと大差ない。 そこで彼が否定したものとは 「考えの立ち上げ方」である。 よく言われる表現をつかうと、パルメニデス以前(ヘラクレイトスを含む)の哲学者は 個々の感覚によって物事を考え、そして結論づけてきた。 これでは一つの答えにはたどりつかない。 例えば人と討論をして意見が食い違った時。 「人、色々意見が違うのはしょうがない」 ってな事になる事もあるだろう。 これはお互いの感情や感覚や考え方で話をしているから仕方が無いわけである。 そして感覚や感情はつねに流動的である。 その日の自分の気分によっても意見がかわってきたりもする。 そんなものを頼りにしていて本当に答えは見つかるのか?? これをパルメニデスはよしとしなかった。 パルメニデスは考えた。 「いつの時代でも、どの国の人でも 成り立つような物事の考え方は あるはずだ!」 っと。 そして彼は一つの答えをだす。 「人間は、感覚に頼るべきではなく、 理性によって論理的に考えるべきだ」 そう理性である。 ここでもう一つ例え。 貴方の目の前にリンゴがあったとして。 それを二つに割る。 そして更に二つに割る。 んでもって更に二つに割る。 んでもって更に……っとず〜っと半分に割り続ければいずれは我々の感覚ではわからないほど小さい小さいかけらになってしまう。 それを感覚的にするなら。 「リンゴは無くなった」 になるだろう。 だが理性にしたがえば 「無くなっているのではなく、自分には見えない大きさで確かに存在する」 事がわかるはずだ。 これは感覚がいかに不確かで理性がいかに正確かをあらわしているが、 この事柄からだけでも 「存在するものはどれだけ壊しても無にはならない」という 絶対的な法則を見つける事が出来るのである。 理性で考え始めたパルメニデスは理性的論理的な思考を続け、 「あるものはあり、ないものはない」 「無からは何も生まれない」 「AはAであり、A以外のものにはならない」 などなどごくごく普通の事を考えた。 (理性的に考えるといっても理性的であればあるほど実験などでの裏打ちがほしいものだと思うのでそういう意味でパルメニデスはやきもきしたのかも) ある意味同時期のヘラクレイトスの 「万物は変化する」 に対し 「あるものはあり、ないものはない」 「無からは何も生まれない」 「AはAであり、A以外のものにはならない」 と言う考えは対照的な意見である。 パルメニデスが哲学史に残した偉業とは 「理性をもって論理的に考える」という事 彼はこの事を哲学に持ち込んできたパイオニアなのである。 次回はエンペドクレス この長い長い紀元前自然哲学者特集も残すところあと2人!! これらの記事を読んで哲学が楽しいと思えるようになってくれたらいいな〜と思いつつ仕事にいきます(´Д`) |
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2006-04-21 Fri 03:50
さてさて紀元前の自然哲学者第三弾はヘラクレイトス
第一弾タレスはコチラ 第二弾ピタゴラスはコチラ さて簡単にまとめると、紀元前の世界においてもっとも重要な事は自然であった。 作物を育てるのに水と太陽が必要なのは皆さん知ってると思うが、 われわれのこの当たり前は紀元前においては通用しない。 なんとなく水ないとダメなんだと思い なんとなく太陽がないとダメなんだと思っていたわけである。 そしてその知識をもっているか否かがこの時代の人々にとっては死活問題であった事だろう。 そして自然現象の全てを説明していたのは今のように化学では無く宗教や神話であった。 第一弾で紹介したタレスは神話や宗教に疑問をもち「万物のもとは水である」と言い全ての物は水から出来てるのではないかと言う事を考えた。 そして第二弾のピタゴラスは全ての自然現象は「数」で説明できるのではないか?という事を考えた。 そして第三弾のヘラクレイトスは今まで存在しなかった考えを打ちたてる。 ヘラクレイトスは 「全ての物は流れ去る」 と考えた。 これだけ書くとえらく抽象的だが、簡単に言うと、ずっと存在するものなんて無い。 って事。 「すべては変化し続ける。 永遠に不変の存在なんて ありはしない。」 これをヘラクレイトスは高らかに宣言したのだ。 もっと掘り下げて考えてみよう。 この時代光と闇は相反する別々のものと考えられていた。 だがヘラクレイトスの洞察により光と闇は「同じ現象」なのだという事がわかった。 たとえば影が出来る事をこの当時は闇が光を押しのけてそこに存在すると考えられていたが ヘラクレイトスによって影はただ光の量が減った状態になっただけであるとわかったのである。 このように相反する別々のものをヘラクレイトスは同じ現象なのだと考えた。 たとえばそれは「昼と夜」「生と死」「愛と憎しみ」「善と悪」でもあった。 しかしここでもう一つ謎がでてくる。 全てのものは流れ去り、永遠のものは無くただ変化しつづけるとしたら、その変化とは何故起こってしまうのか? 別にそんな変化起こらなくてもいいのに何故おきるのか? という問いである。 それに対しヘラクレイトスはこのように述べている 「変化を引き起こしているのは 『ロゴス(摂理、法則)』である」 と。 「世界は神が創ったものでもなければ、誰が創ったものでもない。 世界とは、ロゴス(法則)によって決まったぶんだけ燃え… ロゴス(法則)によって決まったぶんだけ消える… 永遠に変化しつづける『生きる火』なのだ。」 なんかかっこいいぞヘラクレイトス! 頑張れヘラクレイトス! このヘラクレイトスの考えがのちの自然哲学に大きな影響をあたえるようになるのであった〜 |
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